運命に導かれて介護職に転職しました。

介護の資格を取ったのは、仕事にしようと思ったからではありませんでした。自信を無くした友人に付き合って、一緒に資格取得の勉強をしたのがきっかけでした。
そのまま数年が経った頃、生活のために働かなければならなくなった時に資格が役に立ち介護の仕事をすることになりました。正社員で入った所は、ちゃんと福祉の学校を新卒で出て入ってきた人ばかりでした。そこでは学生の実習も受け入れていました。働き始めてやっと半年位経った頃、私にも専門学生の実習生がつくことになりました。一通り仕事の説明をして「何か質問はありませんか?」と尋ねたら、その学生は瞳をキラキラと輝かせてこう聞いてきました。「この仕事をしようと思ったのは、なぜですか?」一瞬だけ戸惑いました。まさか生活に困って働かなくちゃならなくなったので、仕方なくこの仕事についたんです、とは流石に学生に言うことは出来ませんでした。少しの間を置いた後、私はこう言いました。「運命に導かれて、この仕事につきました」と。介護の転職